おひつや寿司桶などに代表される木桶は古くから名古屋で造り続けられてきたました。材料のサワラは木曽五銘木の一つであり、名古屋がその集散地だったことがその背景にあります。昔から名古屋では、嫁入り道具の一つとして、大たらい、中たらい、はんぞう(口や手を洗うのに使うたらい)の3点を持っていく習慣があり、日常生活の中で無くてはならないものでした。木桶はサワラの柾目が適度な通気性を持ち、「おひつ」に入れられるご飯がうまいのは、桶材による水分の吸収と通気性によるものである。これらは伝統と修練で鍛えられた“手の技”が支えています。この木桶シリーズは、この手の技を活かして創られた全く新しい製品です。現代の食生活や生活環境の中で、豊かな時間や空間を創り出してくれる木桶として生まれ変わりました。木の美しさ、手作りの温かさ…シンプルにデザインされた木桶は、パーティーでの演出や、日常をより豊かにするために一役買ってくれることでしょう。
木桶職人 栗田 実
キッチングッズ
木曽椹(さわら)のほど良い香りを放つ木桶が「ワインクーラー」「パーティートレー」など、現代の食生活にマッチするデザインで生まれ変わりました。
![]() パーティトレー/トレー |
![]() 木桶ボウル |
![]() ワインクーラー |
![]() ワインクーラー |
インテリアグッズ
古くから日本の食生活とともに歩んできた木桶から、あえて“食”という観点を外し、住空間を彩る「花器」に。
![]() 花器 |
![]() 花器 |
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